2011.07.31 Sunday 01:43

パッケージの重要性

環境省のサイトの仕事で、日本コカ・コーラのパッケージ設計エンジニアを取材。

「い・ろ・は・す」という、ナチュラルミネラルウォーターに使用されているペットボトルが、なんと従来比40%もの軽量化、すなわち原料の節約を実現するとともに、20%程度、糖蜜を原料とする植物由来の樹脂をまぜるというエコっぷりの事例紹介記事です。

40%の軽量化が実現できたのは、「多角形リブ構造」という、耐久性を高める形状を発見できたことが大きな要因となりました。

これにより、ぺにゃぺにゃなボトルであっても、製造や物流段階はもちろん、エンドユーザーの手に渡った後でも、ボトルの破損や開封時の吹きこぼれなどのアクシデントが起きないようになっているとのことでした。

飲んだことのある人なら、飲み終わった後にこのボトルをクシャリとひねり潰したことがあると思います。

それが世界的にインパクトを与えているようです。

同社では、ずっと前からペットボトルの軽量化・省資源化の研究を進めており、今回のボトル開発のメドが立った段階で、たまたま苦戦していた以前のナチュラルミネラルウォーター製品のブランド再構築にこのボトルを採用して「い・ろ・は・す」を開発したとのこと。

その狙いが見事に当たり、発売後丸2年で累計なんと10億本を販売し、一気にナチュラルミネラルウォーター製品の小型ボトルにおけるシェアの40%を獲得したとのことです。

中味の水そのものでは差別化しにくいところ、ボトルで見事に差別化し、「環境にいいナチュラルミネラルウォーター」というブランドイメージを短期間で確立した次第です。

中味はもちろん上質なのでしょうが、それよりもパッケージがとてつもなく商品力を左右するという事実に驚きました。

逆にいえば、人々のエコに対する意識が、かくも進んでいるということもわかろうという証しですね。
http://i-lohas.jp/

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