2011.06.06 Monday 23:52

為政者を見出せるシステム

 私は、人として最も大切な資質は「想像力」と「決断力」だと思っています。
知識やスキルも大切ですが、それらは訓練すればたいていの人は習得できますから。

しかし、「想像力」や「決断力」は天性のもの、という感じがします。

私はたびたび、娘に「KY」と指摘されていました。
そうか、と一応は反省し、意識はするようにしているのですが、後になってKY的言動に気づいて自分がイヤになることもまま、あります。

私はきっと、想像力が不足しているのでしょう。
KY的発言をしてしまうとは、それで気分を害したり、あるいは自分をよく思わなくなる人のこころの行く先まで、深く深く思い至ることができないに違いないからです。

その上で。

電車で足を組んでいる人をよく見かけますが、そのたびに「この人は、想像力がないな」と思わされます。込んでいる車内でリュックをかつぎっぱなしだったり、ヘッドホンからシャカシャカうるさい音を漏らす人も、そうです。

中には、かつての暴走族のように、あえて激しい迷惑行為に出る人もいます。
それはそれで、KYとかいう範疇を超えているのだとは思いますが。

もうひとつの、決断力。

「決断」と「決定」には、大きな違いがあると思います。

「決定」は、ただ決めること。それに対し、「決断」は、決めたことをやり抜く、という意味があると考えます。

こちらの力については、自分はあったりなかったり。

たとえば、私は2カ月ぐらい前に健康診断で問題点が指摘され、以降、そのソリューションとしての有酸素運動として「ジョギングをしよう」と決めたのですが、今までなんとか続いています。

問題点が指摘される以前から、メタボ対策としても運動の必要性は認識していましたが、なかなか危機感は持てませんでした。

危機感が持てなかった時期と、現在との間にある身の回りの大きな変化には、娘の結婚、父の死、孫の誕生があります。

そういった要因が、ジョギングを「決断した」要因かどうかはよく、わかりません。
しかし、決めた時に「まだ死ねないな」と強く感じたのは事実です。

一方で、決心したはずのことの「三日坊主」や「喉元過ぎれば・・・」に、枚挙に暇はありません。


さて、前置きが長くなりました。本題は短いのですが。。

ある集団を統率する立場のリーダーは、その集団の誰よりも「想像力」と「決断力」がなくてならないと思います。

一つのことを決めるに際し、物事が及ぼす影響やリスク、可能性をどれだけ想像できるか。
本人の知見や経験の裏づけとともに、それを補って余りあるブレーンを持っていることも重要でしょう。

そして、一定の情報のもと、取りうるべき最良の方向を見出し、かつその施策の継続性を担保して、その実行を決断する……。

・・・と、理想論を述べていても仕方ありません。

最大の問題は、この国ではもっともそうした資質の持ち主を見出し、最高のリーダーたる首相に据えつけるべきシステムになっていないことなのかもしれないということです。

一方、サッカーの世界。津々浦々に潜む才能を見出し、結果的に日本代表にまで引っ張り上げるシステムが機能しています。日本はいまや、サッカー強国の仲間入りをしている、といえると思います。

政治や行政の世界にも、たしかに松下政経塾などがあります。「など」と思わず書きましたが、ほかに何かあるのでしょうか?

資質の話に戻すと、、「想像力」や「決断力」こそが為政者の最重要資質のように思えるのですが、それが天賦の才能としての要素が大きいならば、その発掘⇒育成を実行するシステムがあってもいいように思います。サッカー界のように。

出たい人より、出したい人を。

そんな為政者を見出せるシステムができると、いいですね。

・・・・・・・・・・

これまで、本ブログは仕事上の取材ネタをソースに構成するというコンセプトで運営していましたが、それでは守秘義務上公開できなかったり、公開するほどの話でなかったり、あるいは取材仕事そのものがなかったりといった要因で更新がままなりませんでした。

それで、イメージ写真でお茶を濁したりw。

今回以降、今回のような自分の雑感も交えて更新していきたいと思っております。
引き続き、アクセスいただければ幸いです。







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